資産整理

70歳以上になると、住まいやお金のことを見直す時期に入ります。

特に不動産をどう扱うかは、人生の安心につながる大きな決断です。

「資産整理」としての不動産売却や、その後の暮らし方を考えることは、残りの人生をより安心して過ごすための第一歩です。

資産整理の目的

不動産の売却を考えることは、「手放す」ことではなく、「安心を得る」ための行動です。

主な理由は以下の4点です。

なぜ資産整理が大切か?

  1. 維持費や固定資産税が重荷になるケースがある
    これらの費用は、年金生活に入ると大きな負担になりかねません。
    不動産を手放すことで、これらの定期的な出費から解放され、生活費に余裕を持つことができます。
  2. 家の管理が体力的に難しくなる
    掃除、設備の故障対応など、ご自宅の管理は想像以上に「体力」と「気力」を使います。
    70歳を過ぎると、こうした作業が「重荷」に感じられる日が増えてくるかもしれません。
    売却して、負担が少ない「賃貸住宅」や「サービス付き高齢者向け住宅」に住み替えることで、体力的な負担を大幅に減らし、ご自身の趣味や健康維持に時間を使えるようになります。
  3. 子ども世代に迷惑をかけないため
    ご自身が亡くなった後、残された不動産は、お子様たちにとって「負の遺産」になってしまう可能性があります。
    売却するか、管理を続けるか、税金はどうなるかなど、お子様たちが慣れない手続きで苦労することになりかねません。
    ご自身の元気なうちに資産を整理しておくことは、「子どもに迷惑をかけたくない」という、親心からくる最高の配慮と言えるでしょう。
  4. 売却することで資金を確保し、老後の生活費や介護費用に充てられる
    不動産を売却して得た資金は、老後の生活費や、万が一の介護費用、医療費といった、将来の不安を解消するための大切な備えになります。
    特に、介護施設への入居を検討する場合、まとまった入居一時金が必要になることもあります。
    ご自宅を「安心のための資金」に変えることで、経済的な不安を解消し、ゆとりのあるセカンドライフを送ることができます。

資産整理後の暮らしの選択肢

ご自宅を売却した後、どのような暮らしが待っているのでしょうか。
主な選択肢をご紹介します。

選択肢メリットデメリット暮らしの例
駅近の賃貸マンションへ修繕や管理の負担がゼロになる。駅や病院、買い物に便利な場所を選べる。家賃の支払いが発生する。「車の運転をやめて、駅前のバリアフリーマンションに移り、通院や趣味の外出が楽になった」
サービス付き高齢者向け住宅へ介護や医療のサポートが受けられる。安否確認サービスがあり安心。入居費用や月々の利用料が必要。「持ち家を売却した資金で入居し、専門家のサポートのもとで安心して暮らしている」
実家近くのコンパクトな戸建てへ土地や建物の規模を小さくし、管理負担を減らせる。新しい住居の購入費用が発生する。「広い家を売却し、管理しやすいコンパクトな平屋に建て替えて、夫婦二人の暮らしにちょうどよくなった」

大切なのは、「ご自身のこれからの人生を、どこで、どのように過ごしたいか」を明確にすることです。

まとめ

資産整理は“手放す”ことではなく、“安心を得る”ことです。
不動産をどうするかを考えることは、これからの人生を自分らしく生きるための大切な選択になります。

私たち「株式会社ゆい不動産」は、お客様の気持ちに寄り添い、「どうすれば一番安心できるか」を一緒に考えます。
無理に売却を勧めることはありません。
まずは、ご自身の資産状況を知り、選択肢を広げることが大切です。

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